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=MEMO=
2013年8月を境にシンプレック・ノードのTSS保証認定の基準とも言えるガイドラインが提示され,それに伴い当局もクラブコールサインを申請し8月末認可されました。 従いまして,現在までの個人コールサインによる説明文書はクラブコールJL3ZBS(名称:D*STAR Network)に置き換えてお読みください。 (参照:DVAP Dongle が正式認可されました。(使い方に制限有り))
3月あたりまで、リピータソフト(主に日本ではノード用ソフト)は、DVAP には DVAPNode、DV Dongle には DummyRepeater というようにそれぞれ単独のソフトウェアとして供給されて来ました。 最近では、パッケージの中に DStarRepeater とその設定ソフト DStarRepeaterConfig というのが同梱されています。それに先だって4月頃からは ircDDBGateway の設定[Edit]-> [Preferenses]も分離され設定専用ソフト ircDDBGatewayConfig として供給されています。
(左図は2つの設定ソフト)
ircDDBGatewayConfig は立ち上げると今までの設定画面と全く変わりません。サービス(デーモン)で立ち上げているときも設定だけグラフィカルに行うことができます。
必ず、設定値を[File]→[Save]してください。Configを終了する必要はありませんが反映させるにはircDDBGatewayの再起動が必要です。
各設定は、過去のブログをご参照ください。
次に、DStarRepeater ですが、現在個別のツールとして提供されている
DVAPNode、SoundCardRepeater
GMSKRepeater、DVRPTRRepeaterのV1 および V2
の5種類を一つのソフトに統合しています。 共通の設定項目も多いので当然といえるでしょう。
DVAP Nodeを例に見ていきます。
コールサインのモジュール記号を「C」にしているのは、2m仕様のDVAPだからです。
日本以外では A:1200MHz、B:430MHz、C:144MHz と区分されています。(A、B が日本と逆です。)
Mode はシンプレックス・ノードなので[Simplex]を選択します。
リピータの場合は[Duplex]
Ack は[Off][BER][Status]から選択しますがどれでも動作に支障はありません。ただ Offはカーチャンクに対する返りがありません。
Restrict はDVAPのような個人使用の場合は[ON]にしておくと他のコールサインでは使用できません。 ゲートウェイとリピータソフトを別のパソコンに設定するか、一台のパソコンに複数のリピータを構築するとき以外は変更しません。 3分たつと送信がストップします。5分まで延長することができます。 [用法不明=未解決=] メッセージは20文字以内。
Voiceを[Enable]にすると、最初の画面で設定した自局コールサインを女性の声でアナウンスします。
メッセージが入っていて、Voice が Enable であってもタイムが「ゼロ」ならばビーコンは何も出ません。 統合されたモデムの種類はここで選択します。
残念ながらここでの GMSK Modem は「ノードアダプターV7」に対応できていません。
=MEMO=
単独版の GMSK Repeater は Windowsパソコンにおいても、Raspberry Pi においても DVAP 同様最も安定しているように思われます。 Configure... をクリックすると、選択したモデムに応じた設定画面が表示されます。
Port は Raspberry の例です。Windowsの場合「デバイスマネージャー」でよく確認して選択します。
Frequency は小数点なしの Hz 単位ですので間違えないようにしてください。
Power を 6dBm (10dBmで10mW)に設定しているのは、近距離(数10m)でしか使わないのと、DVAP がFM電波を送信したままになる現象を押さえるためです。 DVAPToolでは起きません。 新しい機能です。GUIのリピータソフトの[Action]タブに[Shutdown]と[Startup]というのがありますが、 ノードから離れたところで無線機から、それをコントロールするためのものです。
まず、Control を[Enable]にします。
図のように RPT1、 RPT2、 Shutdown、 Startup に文字列を入力します。 それと分かる綴りなら何でも良いので自分で文字列を決めます。
無線機側のメモリーを次のようにプログラムします。
DUP+またはDUP-
周波数シフト : 0.0000
UR : SHUTDOWN
RPT1 : CTRL
RPT2 : CTRL
RPT1とRPT2が違う文字列でもかまいません。要は設定値とメモリーが合致したときのみ機能します。
[用法不明=未解決=] PTTのコントロールインターフェースの選択です。
DVAPでは[None]を選択しますが、図はサウンドカードリピータのPTTをUSBシリアル変換ケーブルでコントロールしている例です。
最下部の5行[Arduino]とあるのは、ファームウェアを開発することにより効率的にノードデバイスを開発し、PCとの間をUSB接続する為の様です。
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