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友人から譲ってもらったリニアアンプ。今日は、それをモービルに取り付け、今まで5Wで行っていたD-STAR通信の環境をアップグレードしてみた。
- ブレーキオイルレザーバータンクのカバーを開けたところ。
実は、このカバーにID-80の背クリップをかけるアルミ角パイプが固定されている。さらに吸着式のナビが引っ付いている。 - リニアアンプを仮置きしてみて位置決めをする。
十分に、後ろの配線が取れるよう、またオイルタンクカバーの開け閉めに支障が無いようにしなければならない。
位置が決まったら、ステー用のボルト穴の位置にマークしておく。実際にステーを置いてみてステーの固定用ボルト穴に印する。 - ドリルで慎重に穴を開ける。
穴のセンターに2mm以下の細いドリルで仮穴を開ける。それから実際のボルトより一回り太いドリルで穴開けする。 相手は、弾力のあるプラスティックのような材質なので、ドリルはゆっくり回転させ、突き抜けたらすぐに止められるようあまり押し付けない方がよい。 また、奥まったボルトのナットがけは、ボックスレンチのようなものに固定して入れるか、カッターナイフなどに両面テープで引っ付けて差し込むと良い。 - 配線を通す、切り欠きをカバーに施す。
最近の車両用プラスティックはほんとうに柔らかい。割れないのでニッパーやカッターで簡単に加工できる。また、配線にも傷が付かないのでそのまま通しておくだけで充分である。 - ちょうど、カバー下部には取り外すとき指を入れる隙間があり、そこから配線を取り出す。
後は、フロントピラー下部のモールの中に隠し床付近へ下ろす。今回は、ドライバーズシートの下にバッテリーがあり、そこからゴムのシール越しに足元を通して結線した。
D-STARの場合、比較的小電力で高音質の通信が出来る。 しかし5Wでは、どうしてもパワー不足なとき、2.5W入力で20W強出してくれるのでハンディ機もチンチンに焼けなくて済む。 また、ちょうどエアコンの吹き出し口を上に向けると、リニアのクーリングファン代わりに使える位置になった。 操作しやすい、ハンディ機のテンキーを生かしつつパワーアップできとても良い環境になった。
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D-STARでのモービル移動では5Wでは不足50wはいらない15wから20w程度が運用上最適な気がします。出力を高くしても市街地では建物のマルチパスの影響を受けるようでケロケロはあまり改善されないようです。気になったのがリニア上部のヒートシンクですが、直射日光があたって炎天下駐車直後はリニアが動作しないなんてことはないのでしょうか?
返信削除昔ですが、炎天下に停めた直後に送信できなかった無線機がありました。
ntp
本日、炎天下にに駐車後触ってみたら、火傷をするくらい熱かったのですが、このままクーリングせずに使用するのは不可能と思いました。熱を伝えやすいヒートシンクが逆に太陽熱をリニアに伝えてる感じですね。そこで出番がリニア下部のクーラー吹き出し口。目一杯上に向けるとリニア下部のスリットを通して内部を冷やします。私の友人はヒートシンクにパソコンのグラフィックICなどに付いている小さめのファンを上にくっつけています。パソコンも車も12Vなので助かりますね。
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