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前回のノードアダプターV7(Satoshi Board)による自宅ノードに引き続き、 今回はその拡張版である。では、何故そんな拡張版が必要なのか。私にとってであるが理由は2つ。
どこからでもワッチしたい。
出せるようゲートウェイを作りたい。
ここでご紹介している D-STAR ネットワークへの接続ツール(各種ノード・DVAPなど)の運用においては
免許申請について(安田OMサイト)をご参照ください。
(2013年8月 ガイドラインが示されました。)
これから行う作業は、ファームウェアを書き換えるので、現在稼働している場合はその設定画面を保存して置き、まずアップデート後設定を復帰させ、正常に稼働することを確認してから行うと良い。
- 実験用ファームウェア及び設定プログラムのダウンロード 前回同様にノードアダプターV7のWEBサイトよりダウンロードするのであるが、最新版のファームウェア・インストール用プログラムが英語サイトにしかないため つぎの、URLから行う。日本語サイトと同じであればどちらからでも良い。
- 写真下に有る「Farmware Update Programs」から[node_update_client.02.09.zip](2012/2/1現在)をダウンロード。
- さらに下がったところにある「Default setting program」より[Default setting program V04.04 for V07.56 or later (10/31/2011 include DLL)]をダウンロード。
- 適当な場所にフォルダを作成(今回はC:\Downloadとする)して解凍しておく。
- 次は、ファイアウォールやルータのフィルタなどにPort889(TCP)を必要に応じて開ける。
- ここまで準備が出来たら、[スタートメニュー]から[プログラムとファイルの検索](XP:[ファイル名を指定して実行])にて、
「cmd」と打ってコマンドプロンプトを立ち上げる。(アクセサリーから選択しても良い)
C:¥Users¥username>cd ¥download Window 7/Vistaこれでファームウェアのアップデートは終わりである。
C:¥Documents and Settings¥username>cd ¥download Windows XP
C:¥Download>cd node_update_client.02.09
C:¥Download¥node_update_client.02.09>node_update_client -p 889 - 「Node Adapter Setting Program V04.04」をダブルクリックして立ち上げ(これはコマンド入力でなくて良い)、メニューバーの[Help]からファームウェア及び設定プログラムのバージョンを確認しておく。
- リピータ接続のためのノードアダプター設定
前回のノードアダプターV7(Satoshi Board)による自宅ノードにおいて、 リフレクター(REF047 B)への接続は達成されているものとして話を進める。 - まず、「Node Adapter Setting Program V04.04」のメニュー[Setting]から「Basic Information Setting」のダイアログボックスを表示させる。
- 現実に接続のためのセッティングは完了しているので、ここでは、[Header Replace]にのみチェックを付ける。
- 次にヘッダーをつくるダイアログボックスの設定をする ここでの大原則は、[Replace]にチェックを付けないかぎりデータの置き換えはされず送られてきた元データが素通りすると言うことである。
- したがって、[My Callsign]は当然通信してきた局が変わればそれを反映する必要があるため[No Replace]。
- [Your Callsign]は通常「CQCQCQ」を入れて送信してくるので[No Replace]で、ゲート越えの可能性を考えて「/JP3ZZZA」等も素通りできるようにしておく。
- [RPT1 Callsign]は通常ノード管理者がどのリピータに接続するかを決定するため、今回は[JR3WZ A]に[Replace]
- [RPT2 Callsing]は[Your Callsign]にゲート越え指定が入っていたときのことを考慮し[JR3WZ G]を設定し[Replace]する。
- 最後に、リピータをオープンするためのフラッグを立てる。1バイト(8ビット)のうちの第6ビット(0から数えて7番目)をチェックし、[Replace]
ここでヘッダーを置き換えるという設定をする理由は、通常リフレクタを通じてリピータに電波を送信するときには、シンプレックス通信であるため、 リピータを開くための信号が乗っていない。さらに、ノードアダプターシステムにおける無線機はアナログFM機で88.5のトーンは付いていてもデジタルリピータは開かない。 以上の理由から、まずヘッダーを作って音声信号の前に付けてやる必要があるのである。
この場合、88.5のトーンは逆に止めないといけない
裏技ではあるが、DVAR Hotspotにおいて[Node Callsign]は個人コールや他のクラブコールとし、 [Gateway Auth Callsign]をリピータのコールサインにすると、リフレクタのリモートユーザリストにリピータのコールサインが表示される。 さらにメッセージにリピータ名など標記すればなお分かり易いだろう。
GOOD LUCK!!
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J E 3 H C Z @REF047 C
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