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2011年7月15日,我が家に DVAP (144-146MHzバージョン)がやってきてから2年あまり,パソコンを通しての運用から ラズベリーをパソコン代わりにしたウォーキングDVAP,そして待望のオリジナルDVAPToolラズベリー版のリリースとモバイル運用に適したツールとして大きく前進してきました。
2013年8月30日付にてシンプレック・アクセス・ポイント・ノード*1 として正式に無線局免許状が交付されたのを機にひとつのゴールとして,持ち運び易く使い易いDVAPを形にしてみました。
*1デュープレックスのリピータではない,自分を含む電波を受けインターネットに流し,インターネットからくる信号を自分を含む他局に送信する無人の送受信設備
注釈(*1)にもあるように,無人になることが想定されますので,トラブルになったとき如何にノードを構成する各装置を再起動させたり,電源を切ったりするかという問題が発生します。 これについては,現在取り組んでおり近い将来投稿できればと思っています。今回のDVAPはほとんど手の届く範囲の無人局と言えるので問題はないと考えています。
ここでご紹介している D-STAR ネットワークへの接続ツール(各種ノード・DVAPなど)の運用においては
免許申請について(安田OMサイト)をご参照ください。
(2013年8月 ガイドラインが示されました。)
パーツについては原寸大図面を参照してください。
まず,SDカード用のスリットとmicroUSBのポート穴を開けた方がいいでしょう。その後実際にラズベリーを設置してみて,2カ所のボルト穴をマークする方法も有ります。(なかなか図面どおりには行かないので)
DVAPのアンテナ用切り欠きは,ラズベリーのLED視認性などを考慮して位置出しします。
ここでは,まだアクリル板固定用のねじ穴は開けません。 次に,アクリル板(2mm厚)を寸法どおりカットし,四方のねじ穴とDVAP固定穴をマークします。 まず出来るだけ正確に芯を出すため2φぐらいのドリルで穴あけをします。このときケースの四方の穴もアクリルを固定して同時に貫通させます。
ケースの方のねじ穴は,もう一度2.5φのドリルで大きくします。また,アクリル板の方は3mmのねじを使う関係で3.2φで拡張しますが,軽く削る感じでゆっくりと行ってください。 重みをかけると食い込んでしまい,アクリルを割ってしまいます。
後は,組み立てる楽しみだけです。
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SDカードを差し替えることによって,違ったソフトウェアを使い分けることも出来ます。図中運用しているのはオリジナルDVAPToolがインストールされたカード, 黄色いラベルの貼ってあるのが,DVAP Node+ircDDBGateway のカードです。
他に必要なものはWi-Fiだけです。Wi-Fiスポット,自宅Wi-Fiルータ,スマートフォンのテザリング,
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いつも興味深い記事を有り難うございます。今回話題にされている『究極のDVAP』を含めて、来るハムフェアーなどでデモ、展示される計画はお有りですか?
返信削除投稿有り難うございます。 機会に恵まれましたら是非させて戴きたいとは思っておりますが,残念ながら今のところ展示の予定はございません。
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