Back
DPlusのリフレクターのモジュールは現在5つに分かれています。A、Bはそのまま1200MHzや430MHzのリピータが接続されることが多く、欧米ではCを2mのリピータ接続に使用しているところもあります。しかし、現在ではこの3つに関しては明確な区分は有りません。各周波数のリピータやノードなどの接続機器が混在しています。そして、Dモジュールは本来データ通信を意図してロビンによって作られました。そこでREF047 Dを音声通信ではなくデータ通信用としてD-RATSでの接続を試みております。つまり、REF047 (D)ata に接続してキーボードで文字通信(チャット)するわけです。もちろんチャットだけではありません。メールタイプのメッセージ交換やファイル転送なども可能です。
今回はDV Dongleを使用して簡単に接続する方法をご紹介します。DV Dongle用のソフトであるDVTool(現バージョン2.1)とD-RATSは同じパソコンにインストールされている必要があります。
=MEMO=
英数字だけなら、DV Dongleの[Data]タブを利用して下部の枠内にメッセージを入力して[Send]すれば、接続しているすべてのDV Dongleのメッセージ欄に表示されます。(図中: JE3HCZ D:test)
=MEMO= 2016.04.01 追記
REF047 Dで各局がチャットテスト並びに日常使用を体験して戴いた中で、ドングルをこの為だけに使用するのは勿体ないとのご意見が有りました。 そこで無償のソフトウェアを組み合わすことによって手軽に出来ないかと思ったときに、過去の投稿を思い出しました。「D-RATS に挑戦!! 第3弾 DVTool や WinDV とのコラボ」で掲載しましたWinDVを代表とするHotSpotを使うです。
この方法だと、WinDV で REF047 D に接続して置いてその入出力ポート 20003(変更可能)に D-RATS をアタッチするというコストの掛からない方法で可能となります。今のところ DV Dongle による方法と、WinDV による方法の間で相互通信が出来ていませんが、仕様の違い(COMポート方式とTCPポート方式)によるものかも知れません。 私自身もDV Dongleを他のモニター用に使用したいと思っていたところですので、今後の REF047 D に於ける D-RATS のモニターは WinDV方式で行いたいと思います。
なお、「D-RATS に挑戦!! 第2弾 "Ratflector にアクセスしてみよう"」に記載致しました「Ratflector RATJA」については現在も稼働中で、D-RATSのソフトウェアのみで、より容易にアクセスできますのでご利用ください。
- 先ず、下記のURLから最新版のD-RATS(d-rats-daily-04172014-installer.exe)をダウンロードします。
- 次に、DVToolとD-RATSをソフト的に接続する設定をします。
http://www.d-rats.com/download/tmp/
ダブルクリックしてインストールし、自局のコールサインを設定するだけですが、詳細が必要な場合はD-RATS に挑戦!! "まず使ってみよう"をご参照ください。
[File]→[Preferenses]→[Radio]→[Add]と進んで、
[Add]→[Save]で終了です。
詳しくはDV DongleとDVToolのデータ通信機能を使うをご参照ください。
上記の状態をRFを利用して構築することも可能です。実際にはその方がアマチュア無線的です。簡単に概念を書いておきたいと思います。DV Dongleをお持ちでない方も出来ますのでお試しください。
- まず、REF047(D)ataに接続したG4KLXノードのircDDBGatewayConfigでD-RATSを[Enable]にします。 これでREF047 DからのD-RATS Dataがノードを通して送信されます。
- 受け側の無線機のデータ端子とパソコンをUSBシリアル変換ケーブルなどで接続します。
- パソコンにインストールしたD-RATSで、Serial設定のRadioを構成します。 Name:[適宜] Type:[Serial] Serial Port:[COM?] Baud Rate:[9600]
Back
73
J E 3 H C Z@REF047 C
0 件のコメント:
コメントを投稿