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=MEMO= 2024年1月現在のゲートウェイ・アプリケーション仕様変更(2023年の法改正による)に伴い、xchangeへの接続方法も変更になりました。 間もなくリリースされる次期D-STAR仕様書に現行6.0aより更に詳しく記載される模様ですが、初期化パケットがxchange起ち上げ時発行され、 それに返答する事によって継続的にポートが利用できます。未だ確定では無く仕様が変更される可能性は有りますが、今回そのプロトコルに対応した lastheard v2.0.0 を公開しました。以下のインストール手順には変更有りません。 (2024.01.18 追記)
=MEMO= Last Heard v.2.0.2にアップデートしました。 主な変更点は接続ユーザのデータをログからではなくmulti_forward WEBのデータから取得し、スキャン接続など瞬間の接続・切断で接続が残るのを解消しました。なお現在アプリの運用確認はRaspbian(Pi OS)のみとなっています。(2024.5.29 追記)
実際のWEBはこちらから
D-STAR リピータも年が明けて、155ヶ所ほどが新ゲートウェイ採用となりました。今までのゲートウェイ(アイコム社製 dsgwd )は文字通り、コントローラ(ID-RP2C)とインターネットの間に入ってRF側とインターネット側の行き来を制御していました。
今回はその機能として、JARL管理サーバのアドレス指定に、IPアドレスではなく名前(FQDN)として trust.d-star.info を指定するように変更され、これによって2台のサーバ(IPアドレスは違う)が一つの名前で参照され、安全性が向上しました。
また、今まで UDP:40000 と言うポートに制限されていた、コールサインルーティングの復路も、ホールパンチ対応となり、往路が使用したポートを使って戻ってくるように仕様変更されました。ターミナル/アクセスモードでの 40000 ポート制限も、この方法で間もなくクリアされると思います。
その他に特筆すべきは、今回のプログラム構成の大きな変更です。図のようにコントローラとゲートウェイソフトの間に xchange と言う物が割って入っています。このためご存じのように各設定ファイルに、インターネット側、コントローラ側以外にローカルホストを使った橋渡しの設定が必要になりました。これらについては別途開設に委ねるとして、新設されたxchangeのポート分配機能を今回利用させて戴いて、ユーザサイド利用規程に則ったポート UDP:52000 から通信データを受信して、そのアクセス履歴(ラストハード)をWEB表示するようにしてみました。
=MEMO= v.2.0.0でxchageからのデータ取得でハンドシェイクに対応しました。そのためxchange WEBにてlastheardがOK表示となりました。(2024.1.19 追記)
ソフトウェアのダウンロード
ソフトウェアはあくまで、自分自身の勉強の為にC言語、PHPを使って書いてあります。著作権は保持していますが、CC-BY-NC-SA(クリエイティブ・コモンズ・ライセンス)に従って、自己責任で自由にお使いください。- ゲートウェイサーバのCentOSでgit cloneします。
- httpd(apache2)を自動起動設定します。
- ダウンロードしたアプリケーションを各フォルダーに置きます。
- ラストハードアプリ自体の自動起動を設定します。
- 環境設定ファイルの編集をします
# git clone https://github.com/ytodo/lastheard.git # cd lastheard # make
これで、ラストハードをログへ出力するアプリ「lastheard」が作成されました。PHPのWEB表示プログラムはフォルダhtmlに同梱されています。
# systemctl enable httpd.service # systemctl start httpd.service
再起動した時に、自動的に起動するよう設定した上で、手動で起動します。標準ではポート80でゲートウェイPCのIPアドレスをブラウザーで見るとテストパターンが見えます。
# \mv lastheard /usr/local/bin # \cp -f html /var/www
コマンドの mv と cp の前に付いている「\」は、エイリアスのお陰でコマンド通りの挙動にならないため、エイリアスをキャンセルするための物です。
# nano /etc/systemd/system/lastheard.service
GNU nano 2.3.1 File: /etc/systemd/system/lastheard.service
[Unit] Description = lastheard daemon After = xchange.service [Service] ExecStart = /usr/local/bin/lastheard Restart = always Type = simple [Install] WantedBy = multi-user.target
ユニットファイルが作成できたら、自動起動を有効にします。
# systemctl enable lastheard.service # rebootこれで、立ち上がればブラウザーでラストハードが見られるはずです。カーチャンクしてみてください。
# nano /var/www/html/conf/db.conf
GNU nano 2.3.1 File: /var/www/html/conf/db.conf
# # D-STAR Dashboard configuration file # # 2018.12.22 Yosh Todo/JE3HCZ # # 自局設定 RPTNAME=xxxx D-STAR GATEWAY --> 漢字も使えますがこのファイル自体をShift_JISで保存してください RPTCALL=JPnxxx A # LASTHEARD 行数 LINES=10 # リフレッシュ間隔(秒) INTERVAL=2 # ヘッダーに表示するグラフィックスのファイル名 # (名前は的下ですが、images に入れるファイルと一致させてください) # ファイル形式はjpg gif png 幅400px 高さ200px程度 # ファイル容量 数十キロバイト推奨 HEAD_PIC=header_picture.jpg # ヘッダー画像の左右/上下位置と繰り返し表示有無 # left/center/right top/bottom repeat/no-repeat PIC_POSx=right PIC_POSy=top REPEAT=no-repeat # バックグラウンドカラーの変更が出来ます。 # 例 グリーン: #55AA55 名称標記も可能: white # 指定しない又は行そのものがない場合、規定値となります。--> シックなオレンジ BGCOLOR=
設定値のイコール(=)前後はスペースを入れないでください。
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返信削除有り難うございます。駆け出しで不備も多いと思います。またご指導ください。
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