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DMR(勿論D-STARも含むMMDVMすべて)を始めようとするとノード・デバイス(ZumSPOT,MMDVM HS hat,JumboSPOTなど)のファームウェア・アップデートが必要となります。
=MEMO= OSを新規にインストールした場合は、GPIO をシリアル通信出来るように設定変更する必要が有ります。 また、Pi3/Pi Zero W 等は Pi1/2 とも異なります。下記をご参照ください。
Pi3/Pi Zero WのGPIOでPi-HATと送受信する
ファームウェアのダウンロードサイト
いろいろなデベロッパーが自身のMMDVMボードを開発すると同時にファームウェアも提供していますが、私はボード開発にも関わりつつ、各種ボード向けにファームウェアを提供している Andy CA6JAU のサイトからダウンロードしました。- 上図をクリックすると、Git Hub のダウンロード画面が表示されます。
次の図のようにグリーンのボタンをクリックし、URLをクリックボードにコピーします。 Raspbery Pi のターミナル上で、コマンドに続いてURLを貼り付けます。nano の場合はカーソル(マウスカーソルではありません)をコマンドの後にスペースを空けて置き、マウスの右クリックをするとカーソル位置に貼り付きます。- MMDVM_HS と言うフォルダが作成されますので、その中に入ります。ここではコンパイルの必要は有りません。 2023年現在確認したところ MMDVM_HS-1.5.2 と言う風にバージョン表示が追加されていました。
- さらに、その中に有る scripts と言うフォルダに入ります。
$git clonehttps://github.com/juribeparada/MMDVM_HS.git
$sudo apt install git
=MEMO= 2023年3月現在、上記のように git clone する方法がユーザID・パスワードを要求されます。 従ってWEBページの右ペイン [latest] のリンクを開き、最下部の Source code をダウンロードして解凍してください。 (2023.3.15 FW Update確認済み)
$ cd MMDVM_HS $ ls ADF7021.cpp DMRDefines.h DStarRX.cpp NXDNRX.cpp SerialRB.h ADF7021.h DMRDMORX.cpp DStarRX.h NXDNRX.h SerialSTM.cpp bin DMRDMORX.h DStarTX.cpp NXDNTX.cpp STM32F10X_Lib BitRB.cpp DMRDMOTX.cpp DStarTX.h NXDNTX.h stm32f10x_link.ld BitRB.h DMRDMOTX.h GitVersion.h obj_f1 stm32f4xx_link.ld bootloader.ld DMRIdleRX.cpp Globals.h P25Defines.h stm32f7xx_link.ld BUILD.md DMRIdleRX.h IOArduino.cpp P25RX.cpp Utils.cpp CalDMR.cpp DMRRX.cpp IO.cpp P25RX.h Utils.h CalDMR.h DMRRX.h IO.h P25TX.cpp version.h CalRSSI.cpp DMRSlotRX.cpp IOSTM.cpp P25TX.h YSFDefines.h CalRSSI.h DMRSlotRX.h LICENCE README.md YSFRX.cpp Config.h DMRSlotType.cpp Makefile scripts YSFRX.h configs DMRSlotType.h MMDVM_HS.cpp SerialArduino.cpp YSFTX.cpp CWIdTX.cpp DMRTX.cpp MMDVM_HS.ino SerialPort.cpp YSFTX.h CWIdTX.h DMRTX.h normal.ld SerialPort.h Debug.h DStarDefines.h NXDNDefines.h SerialRB.cpp
$ cd scripts
$ ls
build_fw.sh install_fw_gen_gpio.sh install_fw_nanodv.sh
install_buildtools.sh install_fw_hsdualhat.sh install_fw_nanohs.sh
install_fw_custom.sh install_fw_hshat-12mhz.sh install_fw_rpi.sh
install_fw_duplex_gpio.sh install_fw_hshat.sh install_fw_usb.sh
install_fw_duplex.sh install_fw_librekit.sh
$ cd
ここには、各種のボードに対応したファームウェア・インストーラが揃っていますが、今回使用するJumboSPOT用は、install_fw_hshat.sh です。確認が出来たら次のステップに移ります。
アップデートに必要なファームウェア書き込みソフトのインストール
- ファームウェアと同様のやり方で Git Hub から stm32flash をクローンします。
- フォルダの中に入り、コンパイルした上でインストールします。
$ git clone https://git.code.sf.net/p/stm32flash/code stm32flash
$ cd stm32flash/ $ make $ sudo make install
これで、インストール完了です。
最後の段階、アップデートを実行
- 最も大事なことは、MMDVMHost を前もって停止させておく事です。
- 先ほどのファームウェアアップデート用フォルダへ戻ります。コマンドの前に付いている[ドット][スラッシュ]はスクリプトを実行する時のおまじないです。
$ sudo systemctl stop mmdvmhost.service又は直接、
$ sudo pkill MMDVMHost
$ cd MMDVM_HS/scripts $ ./install_fw_hshat.sh % Total % Received % Xferd Average Speed Time Time Time Current Dload Upload Total Spent Left Speed 100 609 0 609 0 0 670 0 --:--:-- --:--:-- --:--:-- 670 100 42152 100 42152 0 0 17542 0 0:00:02 0:00:02 --:--:-- 33453 Raspberry Pi 2 or Pi Zero W detected stm32flash Arduino_STM32_0.9 http://github.com/rogerclarkmelbourne/arduino_stm32 Using Parser : Raw BINARY Interface serial_posix: 57600 8E1 Version : 0x22 Option 1 : 0x00 Option 2 : 0x00 Device ID : 0x0410 (Medium-density) - RAM : 20KiB (512b reserved by bootloader) - Flash : 128KiB (sector size: 4x1024) - Option RAM : 16b - System RAM : 2KiB Write to memory Erasing memory Wrote and verified address 0x0800a4a8 (100.00%) Done. Starting execution at address 0x08000000... done. $ sudo reboot
これでファームウェア・アップデートは完了です。
ファームウェアのバージョンに関して表示する部分が無く、本当に最新か分からない(ソースの version.h では確認できるが)と思われるかも知れません。 スクリプトを nano で開くと、
GNU nano 2.7.4 File: install_fw_hshat.sh
# Configure latest version FW_VERSION="v1.3.7"
とあり、現時点での最新版をダウンロードしていることが分かると思います。
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J E 3 H C Z /XLX047 B
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